ブツブツ呟くゾウ

高みの見物のつもりでご覧ください。

有川浩著「塩の街」感想

オススメ度:★★★★☆

 

f:id:elephantkun:20170728134642j:imagehttps://www.amazon.co.jp/塩の街-角川文庫-有川-浩/dp/4043898037 

 

 

日々の生活に疲れ、現実離れした世界観に浸りたいとの思いにかられ、近所の書店を訪れる。

 

ちょうど「カドフェス2017」が開催されている時期であった。

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黄色い背景の棚だったので、書店のどの棚より圧倒的に目立つ。

自然とその棚に引き寄せられた。

 

イメージキャラクター(?)は話題の広瀬すずちゃんと菅田将暉くんが担っていて、棚のあらゆる場所に2人の写真が貼られている。

 

彼らが来たる若者間読書ブームの火付け役となってくれれば良いな。

 

黄色い棚に一通り目を通すと、広瀬すずちゃんの隣に「塩の街」、菅田将暉の隣に「海の底」があった。

 

どちらも「有川浩」さんの作品のようだ。

 

有川浩いえば、「図書館戦争」を思い出す。図書館の職員と政府が武装して戦っていた作品。

 

間違いない。魅せてくれ、あなたの世界。

 

僕はもちろん「塩の街」を購入。ごめんな菅田。

 

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(以下、感想)

 

まずはあらすじ↓

塩害により塩に埋め尽くされ、社会が崩壊しかけた東京で暮らす秋庭と、真奈。2人の前を時に穏やかに、時に激しく人が行き過ぎる中で、2人の気持ちは徐々に変わりつつあった。

そして、2人の許へ訪れた1人の来客が秋庭と真奈、そして世界の運命を変えることとなる。
 

小学生の妄想か!と突っ込みたくなるような設定。しかし求めていた世界観。

 

本と言うより、映画を観終わった後のような余韻。

 

そんな物語の中で筆者の価値観が様々見えてくる。

以下で少しだけそれを紹介する。

 

災害などは、人々に害しか与えないわけではない。もちろん失うものは多い。しかし、それによって得るものもある。

それは新たな出会い、生きる意味など、様々なものが描かれている。

 

震災が多い今の日本に、あってもいい価値観ではないかと、僕は思う。

 

そんな新たな価値観を垣間見れる本書に引き寄せてくれた広瀬すずと付き合いたい。

 

 

 

 

 

 

 

おわり

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