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有川浩著「塩の街」感想 本編感想編

オススメ度:★★★★☆

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有川浩さん、いい感じの世界観、ありがとう。

 

 

さて、まず前編は見て貰えてますでしょうか。この本に出会うまでの道筋。確認でございます。念のため↓

有川浩著「塩の街」感想【出会い編】 - 底辺大学生のブツブツ

 

そうです。僕は広瀬す...ゴホンッ いや、めんどくさくてめんどくさくて仕方がない現実の世界から逃げ出したくて、この本を選んだわけです。

 

結果は、、、

 

 

 

 

 

ハマりました。完全に。

 まるで世界観の包み焼きハンバーグや~~

 

 

 

まずは基本的な世界観とあらすじを書いていきます、、、。

 

 

この世界には「塩害」という、人が突然塩になってしまうという被害が発生しています。

 

その被害によってある男女は偶然出会い恋をし、その後世界を救うために戦うことになります。

 

また、ある男女はこの「塩害」によって自分らがいつ死ぬか分からない状況だからこそ、お互いの好きだという気持ちを伝えられました。

 

またまたある男女はこの被害によって気持ちに踏ん切りがつき、結婚を決める事になりました。

 

 

総じて言えるのは、この本は良い意味で"小学生の妄想を膨らませたもの"という事です。

 

少年なら誰もが夜寝る前に思い描いた事のある世紀末のような世界。全国の少年達はそこで、自分が超強い設定で悪者を退治したり、好きな子を助けたりします。

 

そこに筆者の哲学と言うか、考え方が人々の恋愛を通して描かれているのが、この本です。

 

 

災害、被害などは、人々に害しか与えないわけではない。

 

もちろん失うものは多い。しかし、それによって得るものもある。

 

それは新たな出会いであったり、被害が無ければ伝わることのない愛や、家庭など様々です。

 

いや、僕の中でこれは新しかった。

 

もしかしたら、得るものの為に害はあったのかもしれない。自分が過去受けた被害を思い返してみると、案外得たものの方が多い。

 

そんな前向きな考え方が出来れば、人生に損なんてなくなるかもしれませんね。

 

 

 

さて、ここで僕は幸運な事に、「甚大な被害を被って得るものがあった」人に出会う事が出来ました。

 

出会いはtwitterのDMでした。

 

その方を仮にA氏とします。

 

簡単に言うとA氏は詐欺に会い、夢と全財産を失ってしまいました。

 

これが被害。

 

その後のお話を聞くと、、

 

実はその後、「過去に同じ男に騙された事のある方」と知り合うことができまして、
現在その方と連絡を取り合って、どうすれば追い詰めてとっちめる事ができるかの作戦を立てています。なんと僕の後にも、僕同様に酷い被害にあった方もでてきているんです。被害が拡大しているのです。早くケリをつけて、家族みんなで一緒に暮らせるようになって、本当の意味で前を向いて進んでいけるようになりたいです!その時は大学生さんにもお会いしてみたいですね。

(A氏とのDMより)

 

 

僕はこの詐欺の内容を知っているのですが、涙が出そうなくらい酷いです。

 

しかし彼のDMは常に明るく、とても全財産を失った人間とは思えませんでした。

 

本当に、今はこの被害によって出会った人たちと共闘しいつか挫かれた夢を叶えようとしていて、なんなら楽しそうだという印象を受けました。

 

ケリがついたら僕に会いたいとも言ってくれました。明るいなぁ~。

 

 

被害に遭わなければ出会わなかった人たち。

 

そんな、偶然的ですがどこか運命的な気もするこの出会い。

 

羨ましいと言えばそれは他人事だからだと言われてしまいそうですが、

みんながみんなある事じゃない。

 

でも被害は甚大。普通は受けたくない。

 

もし彼がこのマイナスに集まってきたプラスを積み重ねて積み重ねて、元より大きいものにしてくれたら、人生に損なんてないことになりませんか?

 

僕はそれを見てみたい。

 

彼の今後を見守りたいと思います。。

 

 

 

人生に損なんてない!!!!!!!!!