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箕輪厚介『死ぬ事以外かすり傷』感想、書評、批評

頭のネジなんか捨てろ。

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僕は今とてもワクワクしている。この箕輪厚介という男が成功してしまっている事実に。

 

どうやら彼は生まれた時に頭のネジを全部捨ててしまったらしく、思考と行動が直接結びついている。

 

『ネオヒルズジャパン』という雑誌が創刊されると同時に責任編集者である与沢翼氏が逮捕された際、回収騒ぎになるのを恐れた彼は、とっさの言い訳として「これはプロモーションです」と上司に言い放ったらしい。

 

常人ならこんなバレバレな嘘は思いついた段階で色々なことが頭をよぎり選択肢から消し去る。が、彼はそんな余計なことを考える前に口が動いてしまう。

 

「ごちゃごちゃ考える前に行動」

 

逆に言えば彼の目新しい部分はここだけである。他に書いてある成功秘話などは全部彼が編集した本に書いてある事の焼き増しのようなものだ。

 

見た目だってさながらヘキトラハウスのへきほーのようであり、どこにでもいそうな好青年。

 

しかし彼は編集者として堀江貴文や落合陽一のような人物たちと本気で向き合い、憑依レベルで吸収してきた事で、彼らのメソッドを抽出してきた。

 

ここで我々は1つの結論を得た。

 

堀江氏や落合氏などが言っている事を憑依レベルで吸収し、行動力にパラメータを全振りすれば彼らと同じステージに立つことができるのだ。

 

箕輪厚介のような男が成功してしまったことで、リスクを顧みない行動が正義というような認識が生まれる。

 

「上司に許可を求めながら成功した人物はいない」と本書で紹介されていたように、信念のために平気で危険を冒す者が増えてくる。

 

この本が売れれば売れるほど、日本は面白くなる。

 

 

 

おわり

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